The LEGEND

大江千里 The LEGEND歌詞
1.ワラビーぬぎすてて

作詞:大江千里
作曲:大江千里

罪つくりだね
みんなの視線を 気づきもしないで
気まぐれな風
気持ちすくわれて 全てのカタがつく

ワラビー ワラビー 気楽にぬぎすてたら
いちばん素敵な 恋の魔法をはじめよう

ふられるたびに やさしくなれるのさ
ことしも海開き

気持ちがほら動いたら 鼓動がたかまって
約束もデートの順も いれかわる

ワラビー ワラビー 気楽にぬぎすてたら
いちばん素敵な 恋の魔法をはじめよう
ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
灼けたおでこに娘は レイバンがいいね
ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
押しの一手で男は じりじりがいいね

ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
そうさ素敵な 恋の魔法がはじまる

ワラビー ワラビー ぬぎすてたら
そうさ素敵な 恋の魔法がはじまる


2.BOYS & GIRLS

作詞:大江千里
作曲:大江千里

夕焼けのモータープールに
借りてたレコード返しに行く
ルックスや性格さえ
よ<知らなくても
すぐに友達になれる

フェンス越しの女の子たちと
そんなゲームを楽しんでるころ
ぼくの好きな大好きなあの娘(こ)は
遠い所へ越していった
用意されたように

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
知らないうちに大切な何かを
見失ってた頃

歌詞カードも読めないくらい
印をつけたヘレン・レディも
駅の近くのアトリエで
二度だけ見た後姿も浮かばない程
忘れてみせるから

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
胸の奥の焔を消せないで
さまよってもいい

二日続きのHOLIDAYは
家になんかいちゃダメさ
きっとステディなこんな気持
永遠に消せはしないはず

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
十年経って出逢ったその時も
ラストは君と

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
胸の奥の焔を消せないで
さまよってもいい

BOYS & GIRLS
BOYS & GIRLS
十年経って出逢ったその時も
ラストは君と


3.REAL

作詞:大江千里
作曲:大江千里

最後に君を見失ったのは
ほこりがしみる車道のすみ
焦げつきそうな熱い瞳と
なげるような君を激しく憎んだ

逢うたびに どちらかをつらく
傷つける ぜいたくすぎたあの頃

リアルに生きてるか
全てを愛せずに
ふるえそうな両手を
せつなくにぎりしめて

よく似た背中みつけるたびに
今でも少し胸が痛むよ
こうして いつか知らない人に
変わる君をきっと許してしまうよ

リアルに生きてるか
全てを愛せずに
人の波に消されて
泣いたりしていないか

愛だけじゃ 生きていけないよ
だけど愛なしじゃ 悲しすぎるから

リアルに生きてるか
誰にも邪魔されず
憎む全てを消せなくて
泣いたりしていないか

リアルに生きてるか
激しく生きてるか
誰かの胸にもたれて
想いを燃やしてるか

リアルに生きてるか
誰にも邪魔されず
憎む全てを消せなくて
泣いたりしていないか

リアルに生きてるか
激しく生きてるか
誰かの胸にもたれて
想いを燃やしてるか


4.十人十色

作詞:大江千里
作曲:大江千里

ラッシュの波に押されて
少し遅れた夜には
改札口でおどけたように
大きく君に手を振るよ

タイをゆるめるふりして
ひじに視線おとして
言いたいことの半分さえも
言えずに君を抱きしめた

遠くで聞こえるサイレン
たまにしか逢えないけど
100年分も抱きしめる

十人十色 ぼくを選んだこと後悔させない
十人十色 きっと世界一の幸せにさせる

タイヤの後を残して
闇に小さくクラクション
泣きたい時に涙もでない
不器用なままの君でいて

愛せば愛するほど
憶病な男になるよ
だからクールにほほえんで

十人十色 男のぼくが もっと余裕もって
十人十色 ぼくを選んだこと後悔させない
まばたきと同じ数だけKissをあげる
十人十色 きっと世界一の幸せにさせる

十人十色 ぼくを選んだこと後悔させない
十人十色 きっと世界一の幸せにさせる


5.JANUARY

作詞:大江千里
作曲:大江千里

JANUARY
ひとさし指できみの髪をそっとかきわけた
JANUARY
胸いっぱいに今年の空気を吸い込んでみた

去年のぼくはこういってた
「ひとりのひとにしばられちゃだめさ」

だけど ぼんやり ガムシュの音が
しんしん しんしん 近づいて
今は ひとりの大切なきみと
背中でクロスする

JANUARY
年賀ハガキは平凡すぎる言葉を選んだ
JANUARY
来年も又 同じ景色をここからながめたい

二人で居ると とてもあついから
さましたチャイに砂糖も入れずに

こうしてみんな同じなんだね
しんしん しんしん 近づいて
いつか うれしい泪のあとの
笑顔に喜べる

JANUARY
年を重ねて その分もっと拙なくていいから
JANUARY
きみはいちばんきみらしくいて そばで守るよ

世界中の幸わせより
きみがぼくだけに笑いかけること

これはきっと言葉じゃなくて
しんしん しんしん 近づいて
何も言わずに同じ時間を
ゆっくり刻むこと

ゆっくり刻むこと
ゆっくり刻むこと


6.きみと生きたい

作詞:大江千里
作曲:大江千里

悲しまないで きみを責めないで
真面目に生きてるのに悩まないで
激しさだけの若さはいらない
無口なほど情熱を感じるから

きみという夕映えを
痛むくらい抱きしめたら
これから もう歩けない
きみなしじゃ 生きていけない

肘があたるとビールがゆれる
染みた髪が前後にふるえている
寂しさだけをまぎらすために
愛することをだれも奪えない

きみと見る朝焼けが
こんな風に激しいなら
これから もう離せない
きみだけに わがままでいる

きみに逢えてから本当の孤独が
優しさにあると知ったよ
きみに逢えなくて夢中で生きたら
ぼくは前より なくしてばかりいる

いつも肝心な場で
正直じゃないきみが好きさ
これから もう進めない
きみなしじゃ 生きていけない

これから もう進めない
きみなしじゃ 生きていけない

きみに逢えてから本当の孤独が
優しさにあると知ったよ
きみに逢えなくて夢中で生きたら
ぼくは前より なくしてばかりいる


7.塩屋

作詞:大江千里
作曲:大江千里

くしゃくしゃのレコード包みとハンカチ
ひざの上に重ねた
今の彼のくちぶり言葉のはしに
漂わせているね

困ったときにすぐに電話で呼び出すくせも
昔のままさ

悲しいよとか 投げだしたいよとか
流されている日々はぼくも同じさ
きみがひとりで悩んでいるときに
いちばんそばにいれるぼくでいるよ

朝の光が包み込んだ全てに今日が始まる

のりのきいた袖で始発の窓に
小さくきみは手をふる
きみとちがうタイプの人ともうじき
暮らし始めるぼくさ

どんな理由で昔きみと争ったか
それも思い出せなくなる

憎んでるとか 顔も見たくないとか
そうじゃないのになぜ人は別れるの
巡りあったら大切に生きたいよ
彼女のことを今は幸せにする

朝の光が包み込んだ全てに今日が始まる

渚に近いあの街道のスタンドも
もう今はさびれている

この場所だけは彼氏と来るなよと
大人気ないこと言うぼくが嫌だよ
自分で決めた道をもどりたくない
彼女のことを今は幸せにする

朝の光が包み込んだ全てに今日が始まる


8.エールをおくろう

作詞:大江千里
作曲:大江千里

隣りもまた隣りも映りの悪い
VIDEOの夜は屋根に梯子をかける
彼岸前の風が冷たすぎても
屋根じゃ星空にチケットはいらない

守るものが増えた分
自分をはみ出してみる
単純だけど かたくなだけど
時間に負けたくないよ

関心あるもんにだけ
頑張ってる人にだけ
不器用になる そんなぼくに
フレー フレー
エールを送ろう!!!

授業前はいつも牛乳を捨てた
今じゃコーヒーに多めのミルクを入れる
試験前はいつも遠回りをした
踏切向こうに今の会社がある

洒落にもなんないよ
恋人の前でだけ
いい格好してる いい服を着てる
自分に負けたくないよ

ここぞというときだけ
決められない弱さに
しゃがんでいる そんなきみに
フレー フレー
エールをおくろう!!!

昼前の裏通りは
トラックの抜け道さ
食べかけのパンをポケットにつめ込んで
表に走り出すのさ

関心あるもんにだけ
頑張ってる人にだけ
不器用になる そんなぼくに
フレー フレー
エールを送ろう!!!

ここぞというときだけ
決められない弱さに
しゃがんでいる そんなきみに
フレー フレー
エールをおくろう!!!

関心あるもんにだけ
頑張ってる人にだけ
不器用になる そんなきみに
フレー フレー
フレー フレー
エールをおくろう!!!


9.YOU

作詞:大江千里
作曲:大江千里

逆向きの地下鉄に揺られて
きみが見えなくなる夜は
COOLになんて ふるまえない
12:00をきみなしで 閉じたくない

破けそうなフェンスに額あてて
捨てきれぬプライド守ってる
ル-ルになんて 縛られたくない
言葉より見つめ合う瞬間(とき)が欲しい

きみを抱きしめてたい
コンコ-スをぬけだすのさ
息もできないくらい
離さない 離さない

残高が少しある通帳と
新聞をてのひらで丸めた
ル-ズでいいさ 責めちゃいけない
きみだけを ぼくだけが 求めている

泣きだしそうな きみの瞳がいい
言い出せず 戸惑う仕草がいい
だけどこんな夜 うやむやなまま
流されそうな きみがたまらないよ

きみを抱きしめてたい
肩幅も 情熱も
時代(とき)の速さの中で
きみだけを きみだけを

耳にかぶりそうな髪をふくらませ
風に吹かれて きみが駆けてくる
優しさ 厳しさ 試されない
感じる心 なくしたくない

きみを抱きしめてたい
コンコ-スをぬけだすのさ
息もできないくらい
離さない 離さない

きみを抱きしめてたい
肩幅も 情熱も
時代(とき)の速さの中で
きみだけを きみだけを

離さない 離さない


10.TORCH

作詞:大江千里
作曲:大江千里

誰かの悲しみの数を 背負い疲れた眼で
身を投げだしてるんじゃない
世界中で今夜きみだけが 乗り遅れたバス
冷たいベンチで 見送るんじゃない

4弦すりきれたGuitar ひざにかかえて
動かない景色 瞼にひしめかせて
試せないことばかりいつも増えていく
ときめくばかりじゃ気持ちはうまくは伝わらない

非凡でなくてもいい
きみとなら 何かが話せそうさ
今日までのこと 昔のこと
話し足りない夢が いくつでもある
考えても 考えなくても
同じように過ぎていく
いくつまでも 焔のような
COOLなまなざしを消せずに生きたいだけ

誰かのよろこびの先に 追いつけなくなる虚しさで
はみだしているんじゃない
世界中で今夜きみだけが 軽そうなSTEP
冷めたまなざしで見送るんじゃない

錆びついた手すりのふち ひじをのばして
払えない家賃のアパート 泳いでる
試せないことばかり いつも増えている
Styleだらけじゃ 心は救えはしないだろう

非凡でなくてもいい
きみとなら 何かが話せそうさ
裸のまま 見えるがまま
眠り足りない朝が 今ここにある
知りあうまで 知りあってからも
同じように過ぎていく
いくつまでも かなわぬ夢
増え続けていくような ぼくらでいれるなら

壊れそうなビルに朝陽がこぼれてる
冷蔵庫はドア5cmものぞかせて
何もかも見えそうにない目 そんなにない
ときめくばかりじゃ気持ちは
感じてるだけじゃ気持ちは
形にしなけりゃ気持ちは
うまくは伝わらない

非凡でなくてもいい
きみとなら 何かが話せそうさ
裸のまま 見えるがまま
眠り足りない朝が 今ここにある
知りあうまで 知りあってからも
同じように過ぎていく
いくつまでも かなわぬ夢
増え続けていくような ぼくらでいれるなら

ここまで喋ったら
ぼくにしても 何かが変わりそうさ
今日からのこと 明日のこと
話し足りない夢がいくつでもある
考えても 考えなくても
同じように過ぎていく
いくつまでも 焔のような
COOLなまなざしを消せずに生きたいだけ


11.GLORY DAYS

作詞:大江千里
作曲:大江千里

きみの目に映るぼくがいて
一生このままいれる気がした
夕焼けがぼくたちを焦がし続けた
恐れるものなんて何もなかった

いつからだろう こんな気持ちは
抱きしめるだけで胸が苦しい
折れそうな細い肩ふるわせるきみの
こわれそうな ぬくもりに泣きたくなる

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
心に吹き荒れるよ 熱い風
きみと集めた GLORY DAYS

風が束ねた髪をほどくと
なつかしい昔のにおいがした
あの頃 あの場所 あの苛立ちが
若さの全てと気づかずにいた

ずいぶん永く忘れかけてた
人波を染めてゆく街の夕陽を
サイレンに消され言葉を呑み込んだ
ただ きみのぬくもり感じてるよ

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
両手でかかえきれない まなざしを
きみに注ぐよ GLORY DAYS

確かな気持ち 抱きしめてたい
ひとときも もう逃がさない
誰よりも強い目できみを見ていたい
せつない夜が増え続けてる
ときめきは尽きないけれど

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
心に吹き荒れるよ 熱い風
きみと集めた GLORY DAYS

きみと出逢えてよかった
愛だけが いま力になる
両手でかかえきれない まなざしを
きみに注ぐよ GLORY DAYS


12.サヴォタージュ(Remix Version)

作詞:大江千里
作曲:大江千里

東京で見た海は深いインクの色してた
1日かけてまわった街に飲まれて眠った
シャッター降ろした店 雑誌とちがったテナント
5時頃灯るタワーが低いビルに溶けてた

あんな町は何処にでもある
妹の文字 コーヒー滲む
だけどぼくは今もこの街で
この夜をなくしきれずにいる

誰とでもいい 話がしたい
だけど話すことが何もない
結婚もする 子供もつくる
ありあまる情熱

夜中じゅうあいてる本屋に写真誌が並ぶ
1日早いスクープをぼくもバイクで買いに行く
制服におされて つり皮が額にあたる
途中で降りたホームの空は海の色してた

夕方混んだ都バスのにおい
皇居沿いに立つ静かな社宅
かかえきれない夢も変わらず
この夜を抱きしめ続けてる

力が欲しい ぬくもりが欲しい
この街をあきらめたくはない
ケンカもするし ダンスもおどる
変わらない情熱

あんな町は何処にでもある
妹の文字 コーヒー滲む
だけどぼくは今もこの街で
この夜をなくしきれずにいる

誰とでもいい 話がしたい
だけど話すことが何もない
結婚もする 子供もつくる
ありあまる情熱

力が欲しい ぬくもりが欲しい
この街をあきらめたくはない
ケンカもするし ダンスもおどる
変わらない情熱
ありあまる情熱


13.WE ARE TRAVELLIN' BAND

作詞:大江千里
作曲:大江千里

長雨にぬれた少女の肩には
三つあみが おみなえしと播れている
バスを追いかけるバイクの少年
川べりを声を上げて走りだす

このまえの悪そうに手をふった
彼女はどうした
荒い息で窓がくもり始める

We are travellin' band
We are tombourine hand
We are marvellous band

料金所に着く うしろのシートに
町の灯がさむそうにひしめいてる
ギターがたおれる 空きかんがころがる
とびおきたみんなはまだ 笑ってる

東京と同じ月が欠け気味で
峠の上に
今度WIFE連れて遊びに来よう

We are travellin' band
We are tambourine hand
We are marvellous band

We are travellin' band
We are children's hand
We are marvellous band

アーケードの樋から雪どけの水が
路上をぬらす町にバスは着く
胸の奥が鳴る 弦をゆるめだす
今年もここできみに出逢えるよ

年とろう みんないっしょに
つづけよう 動けなくなるまで
54年のストラト 手に入れよう

We are travellin' band
We are tambourine hand
We are marvellous band

We are travellin' band
We are children's hand
We are marvellous band

We are travellin' band
We are tambourine hand
We are marvellous band

We are travelljn' band
We are children's hand
We are travellin' band


14.これから

作詞:大江千里
作曲:大江千里

夕暮れのニュータウンをぬけて
列車がホ-ムから各駅で出ていった
つゆあけのまえの校庭に
まばらな制服がここから小さく見える

きみを失った改札がもうじき右にくる
踏切の音がきこえる
あれほど毎日きみだけを
思って暮らしてた町が少しも変わらない

これから何処へ行こうか
どこかでおびえるスパイのように
人波やビルに流されて
無造作に夢さえもなくしてた

りんどうが看板にゆれる
ドアがあくときみがそこに立っている気がする
重ねたカバンとカーディガンと
人にもまれながら笑ったきみがそこにいる

これから何処へ行こうか
暗号が解けないスパイのように
眠れない夜が過ぎてゆく
しばらくはこのままで ここにいる

泣きだしそうな はげしさできみは
埋もれそうな もどかしさできみは
はみだしたぼくの気持ちを救ってくれた
抱きしめる あたたかさだけが
胸を刺すような ぬくもりだけが
少しくらいあれば 生きてゆけるのに

これから何処へ行こうか
どこかでおびえるスパイのように
これから誰を愛そうと
この場所も横顔も忘れない

これから何処へ行こうか
暗号が解けないスパイのように
町の灯が全て消えても
しばらくはこのままで ここにいる


15.格好悪いふられ方

作詞:大江千里
作曲:大江千里

格好悪いふられ方 二度ときみに逢わない
大事なことはいつだって別れて初めて気がついた

誰かの声が聞きたくて おもいつくままに電話した
ひとりで思う寂しさは 結婚しても同じだろう

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
幸せかい 傷ついてるかい
あの日の夢を生きているかい

同じ事をくりかえし 投げ出しそうになるきみを
言い争って背を向けた 街のすみで抱きしめる

足りないものを埋めあって 愛するなんて出来ないよ
ふられることに慣れるのさ 高い空見上げつぶやいた

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
もしもきみに逢わなければ
違う生き方 ぼくは選んでいた

格好悪いふられ方 二度ときみに逢わない
大事なことはいつだって別れて初めて気がついた

いろんな人を好きになり おそらくぼくは結婚する
いつかバッタリ出逢ったら 友達みたいに話せるさ

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
もしもきみに逢わなければ
違う生き方 ぼくは選んでいた

きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
幸せかい 傷ついてるかい
あの日の夢を生きているかい


16.ありがとう

作詞:大江千里
作曲:大江千里

ありがとう 今年さいごに
ありがとう きみに伝えたいのさ
忙しそうな きみに

ありがとう 子供の頃は
ありがとう 素直に口にできた言葉が言えなくて

一年たまった 思いでのほこりはらい
こうして近くに きみを感じられることに

ありがとう 何もなくても
ありがとう 寒い夜にも
ふりむけばそこには きみがいるよ

何度も話そう 二人で過ごした日々を
楽しい事だけが 一番先に浮かぶように
憎んで迷って 遠回りばかりしてた
ひとりで生きてた それに気づかせてくれた

ありがとう オリンピックが
ありがとう あった今年に
出逢ったきみのこと忘れないよ